貴方を愛した私が愚かだったの…？
ケイト・ブランシェット&ルーニー・マーラが贈るクリスマスから始まる異色ラブストーリー。
◎ストーリー
デパートの玩具売り場で働くテレーズは、あるクリスマスシーズンに気高く美しい女性キャロルの接客をする。一目で彼女の魅力に取り憑かれたテレーズ。しかし、彼女にはボーイフレンドも夢もある。現実と理想の狭間で揺れ動く彼女が見つけたもの、それはキャロルが忘れていった手袋だった…
ルーニー・マーラってこんな綺麗やったんなぁ。サンタ帽の時は可愛い、キャロルに恋した姿は健気、そしてベットシーンはほんまに艶やか。テレーズという女性をとことん演じきっています。
女性をも虜にするケイト・ブランシェットは妖しさ全開。大人の色気が漂う、気品のある演技。
お互い自分の性に従って生きていたし、そこに問題があったわけではないはず。ただ魔が差したのか、運命やったのか、何かが2人を出会わせ、次第に深い関係になっていく。遠いようで身近であるかもしれない愛の形が丁寧に描かれています。
ただクリスマスシーズンに観るにはちょっと重いかな。芸術的で官能的やけど、決して良い気持ちになる作品ではないので。
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