★恋愛★ Carol
あまり前情報を入れずに鑑賞。見る前の段階では、年の離れた女友達二人のヒューマンドラマかと思いきや、ところがどっこい恋愛ドラマでした(*゚▽゚;*)
物語自体は淡々と進んでいき、山も谷もそんなに無い感じですが、二人の複雑な心の描写がよく表現されていて、切ない映画でした。気づいたらあっという間のエンディングでした。舞台となっている年代が1950年代。その時代は、同性愛への理解がまだ得られていない時代ということがビンビン伝わってきて、見ていてつらかった。
「ドラゴンタトゥーの女」の印象が強烈なルーニー・マーラですが、なんだかいつもちょっと影がある役なんですよねー。彼女の素が、すでにそういう感じなのか、役柄がいつもそんななのか、なんだか不思議な魅力がある女優さんです。