このレビューはネタバレを含みます
好きすぎる…美しすぎて…
お二人の美しさにはじめっから引き込まれました。
お互い、出会った時から惹かれるものがあった。キャロルの方はそういうっ気があったとしてもテレーズには初めての感覚。
でも、そんなの関係なしに惹かれる人は性別なんてもの関係ないのだなと思う。
惹かれてしまうんだ、必然なんだ。
テレーズの男性人といる時と、キャロルといる時の表情の差に明確さがあったように
心から思い合い、馴染み合い、愛し合う人同士は勝手にそうなってしまうし、
それになにより二人で完璧になってしまう。
言葉なんて入らなくてもいいくらいに。
もういつの間にか二人が一緒にいることを心から望んでいた。
だからこそ、最後までの流れは辛くて幸せでした。
願ったものね、素直になれって。
あと、まさかの冒頭のシーンがそうだなんて思っていなかったからそこで私は感極まりました。見方がドンって変わる。
そういう仕組みとかもとてもうまい作品でした。
お二人とも、素晴らしい役者さん。