tyapioka

キングスマンのtyapiokaのレビュー・感想・評価

キングスマン(2015年製作の映画)
4.2
人の死が音楽とカメラワークによってスナック感覚になる可笑しさ。馬鹿馬鹿しい、それなのにやはり格好よくお洒落に感じるのはスーツのおかげか……。秘密基地や秘密道具、悪の陰謀など男子の好きなものがつまっている。始まりと終わりが決まっていてよい。
再観賞
敵の馬鹿馬鹿しい思想とキングスマンの馬鹿馬鹿しいガジェットが作り出す「こういうスパイ映画」という世界観がよかった。義足の敵は見た目と強さがなかなか魅力的。また、最初観たときは教会のシーンはカッコいいものの、一方的に操られ、ある種の残念さを覚えていたが、一般人を利用してキングスマンを殺そうとする策略に打ち勝ってる、抗ってる姿ともいえる。軽い気持ちで観れるエンタメながら、主人公が紳士紳士となるまでの成長が描かれており爽快感がある。落ちぶれ、修行、不穏、戦闘、成長とテンポもよかった。好きなシーンだけ繰り返し見る楽しみ方もできる作品。
tyapioka

tyapioka