にっきい

ポルノ時代劇 忘八武士道のにっきいのレビュー・感想・評価

ポルノ時代劇 忘八武士道(1973年製作の映画)
3.0
ロン毛の丹羽哲郎。

たまたまネットでシネ・ヌーヴォの上映予定を見ててみつけた映画。
"誕生百年記念 丹羽哲郎祭 死んでも生きられる"の中の1編。

孝・悌・忠・信・礼・義・廉・恥を忘れた者の話し。
てっきり主人公が"忘八"って名前なのかと思ってましたが、人としての八つの徳目全てを亡くした者のこと呼ぶ蔑称でした。
映画の忘八と実際の諺の忘八は少し違うらしい(仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌)ですが。
映画の忘八は吉原遊廓の汚れ仕事をする忘八衆と呼ばれる人々。
じゃあ主人公の名前は?と言うと明日死能(あすしのう)w
剣の腕は凄いのに自由気ままが過ぎて役人に追われる死能(丹羽哲郎)は、たまたま吉原の忘八衆に助けられ、そのまま総名主の用心棒になる。
遊郭以外で勝手に商売をする茶屋女や湯女、よだかやその客を斬るよう言われ、数々の人を斬ってきた鬼包丁で斬って斬って斬りまくるのだが…、って話し。
本格的な時代劇で忘八衆や遊郭のしきたりとかも出てくるんですが、所謂"東映ポルノ"の一作で、取り敢えず女性は全員脱ぎます。
常に画面におっぱいが映ってると言っても過言ではないくらい。
一応大事な部分は手で隠してますが、まあ全裸。
そしてすぐおSEXを開始。
お前らはフランス人か?
監督が石井輝男なので梅毒で顔が腐った女、油に焼かれて全身ケロイドで死ぬ男、死能に斬られて飛び散る腕!足!首!
そして乳首のアップや全裸女性を見上げるアングル等々、エログロナンセンスの限りを尽くしてます。
昔は今と違って映画で本番行為をするどころか、陰毛を映すことも出来なかったので、女性は前貼りしてました。
全裸で殺陣するもんだから、前貼りがバッチリ映ってましたw

これ観るのに朝JRに乗って出かけようとした時の話し。
いつもは副業の駐車場に車置いて駅に行くんですが、この日は時間に余裕もあったので駅まで歩いてみたんです。
そしたら駅前の道が新しくなってて迷っちゃいました。
普段車でしか通らないから歩道が分からない。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2023年5月21日
鑑賞回:13:45〜15:10
劇場名:シネ・ヌーヴォ
座席情報:D-2
上映方式:2D
レーティング:R18+
上映時間:81分
備考:一般(1500円)
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