8人のウソが最後に一つの点に繋がる。
良かった点。
・タラちゃんの会話劇を最大限に活用
・主要人物はそれぞれ濃いキャラ
・登場人物の関係性も面白い
・物語が進むにつれ引き込まれる構成
悪かった点。
・他の登場人物の活躍がもっと見たかった
・外的要素での変化はなんでもアリ
・クライマックスが駆け足すぎた
クエンティン・タランティーノ監督の8作目。
タラちゃんらしく、異常に「8」へこだわります。
そこがタラちゃんのいいところです。
冒頭では得意の会話劇を展開させてくれる。
それぞれの登場人物がキャラクターを出していく。
これまで築いたタラちゃんの経験が活きている。
個性豊かなキャラクターたちの会話が良い。
中盤を過ぎて物語が大きく動き出した辺りから引き込まれていく。
ここら辺の構成力は素晴らしいの一言です。
中だるみがなく惹きつける演出は秀逸だと言える。
もう“西部劇のタラちゃん”と呼ばれてもいいでしょう。