「芹沢があいつに気合いを入れたんだ！」
しかと見ときな格の違い ギドラとゴジラの伯の違い、みたいなお話。
近頃すっかり映画熱の冷め切った自分ですら、絶対に劇場で観ねばならぬ！と息巻いた作品である。大スクリーンで繰り広げられるゴジラ、モスラ、ラドン、そしてキングギドラによる四つ巴の激闘、そして大音響の中で鳴るゴジラのメインテーマに心は踊りっぱなし！
ただ、想像してた通りだったけれども人間側のぺらいドラマパートが長いわつまらないわでその点が非常に残念だったなあと。人類の存亡がかかっているという時にてめえら家族のゴタゴタなんて知ったこっちゃねえよ、なんて思いながら終始冷めた目で観ちゃいましたわ。あとあんなに少数のエコテロリスト集団に制圧されるモナークって何なん…ってなった。
とはいえ荒ぶるゴジラのサイヤ人ばりの衝撃波とかゴジラによるギドラの首おどり食いとかラドンの小物感などなどちょいちょい笑えるシーンもあったりで色々引っ括めてそれなりに楽しめた作品でございました。
