先日、中国上海リメイク版を見て、続いて本家を観賞。
本家のほうが断然良い。各エピソードに深みがある。分かりやすさで言えば中国上海版も本家も同等だけど、本家のエピソードのほうが苦労や努力の重みに加えて、どうしようもない不運も背負って乗り越えようとしている感じが伝わってきて、心に染みる。
彼らほど自分の人生は不運ではないし、努力もしてないかもしれないけど、大人になるといろいろ辛いことあるので、自分のことを聞いてくれる、または他人の人生を垣間見られるこんなめしや、行ってみたいな。
たまに、ほんとにごくたまにクスっと笑ってしまうところもあり、バランスが良い。
オダギリジョーが引き戸の逆側を開けて店を出ていく場面や、田中裕子がこぶしの効いた「カチワリいかがですか～」の場面、わらった。
多部未華子と菊池亜希子の顔面の系統が同系統なので、ちょっとなぜ急に役名変わったの？と戸惑ってしまった。キャスティングにやや難あり。
