このレビューはネタバレを含みます
素晴らしい。なかなか出会えない良作に出会った満足感。
よくまとまってるし、まんまとガッツリ泣かされました。
なんで特攻隊を要素に入れたのか、不思議だったけど、クライマックスでこうやって神木隆之介の決意を表現するためだったのか～で超納得。脚本に天晴れ。
最後のゴジラとの対決シーンになってから、もう私はずっと泣いてたけど、あれ、最後脱出しちゃうの？と浜辺美波活きてたの？で、ちょっと感動がやや薄れたけど、まぁそれもありかな、とも思えた。
他の人のレビューに、きれいにまとまり過ぎてダメ、とかありますが、なかなかこんだけまとめられる実力派監督はいないぞ。山崎貴はただのCG作品で認められた白組の偉い人というイメージから、名監督として認めざるを得ない、と思わせてくれるゴジラだった。
ゴジラが水中で青く輝くのキレイ。
満点５をつけようかとも思ったが、以下のことで減点。
浜辺美波に、血の繋がらない娘がいるって設定は必要なの？地が繋がっててもいいんじゃない？
このゴジラに限ったことではないけど、佐々木蔵之介の演技ってなんか好きになれない。低音ボイスで叫んでる感じとか、深く考えず説教してる感じとか、なんか重みを感じない。連ドラ版の「秘密」とか。なんかコイツ信用できないな感をいつも覚える。
山田裕貴らが応援に駆けつけて、一瞬で艦隊同士が鎖で繋がれてるのが不思議。あんな大艦隊をそんな一瞬で連結できんの？
続編への匂わせがしつこい。
