前半はなんかうだうだしてるんですが、後半30分の展開はすごいです。血糊がとてもワイルドでした。血糊については質と量の両面で最高傑作レベルではないかと。
前半のうだうだしてるところも、ブラジルってこんな感じの国なんだ、ていうのがなんとなく分かって楽しめましたし。
見た目でも性格でもキャラが立ってるんで、誰が誰か分かります。こういう当たり前の工夫がちゃんとできてるのはさすがです(邦画が意外と誰が誰か分からなくなる)。
魚を食べたらゾンビ?になるという設定なので、エイのゾンビとか鳥のゾンビが出てきます。そしてラストには「あれ」のゾンビが出てきて、そこはまじか?って笑えました。発想がすごいなと。
あと群衆劇っぽい感じでした。
開始15分、30分、折り返し点というのを意識せず作ってるみたいなのも私はおもしろかったですが、アメリカとかヨーロッパの(先進国っていわれる国の?)映画を見慣れている人にはきついかもです。内容はジャケット通りだったので良心的でした。笑
CGあまり使ってなかったっぽいのも好きでした。