あきしげ

シャークネード カテゴリー2のあきしげのレビュー・感想・評価

3.0
フィン、彼こそがスーパーヒーローだ!

良かった点。

・フィンがパワーアップ
・続編としてのパワーアップ
・みんながパワーアップ

悪かった点。

・女性陣は相変わらず自己中
・逆にフィン以外の男はあまり役に立たない
・更にムチャクチャな超展開

シリーズ二作目となればパワーアップが必然である。
本作も順当にパワーアップしています。
ただ、その矛先がほとんど主人公に置かれている。

前作では飛行機を操縦できなかったが本作では気合いだけで乗り切る。
プロでも難しい胴体着陸を意図も簡単に実現してくれる。
これなんか、フィンにとって朝飯前の軽い準備運動なのです。
本作はそれ以上に見せ場が多くなっています。

前作のおかげでフィンはニューヨークでも知られる有名人。
しかし、飛行機の中では注意されるレベルの認知度。

シャークネードがやって来るのではなく、フィンが呼んでいる気がする。
そのような冒頭からジェットコースターのような展開が始まる。

息もつかない超展開に付いて行くだけでも大変。
だが、フィンと関わりある人たちはみんな超人化する。
これは前作からフィンが持っていた能力です。
本作では更に拡大してパワーアップしています。

もちろん、襲ってくるサメたちも種類が増える。
大人しく人を襲わない巨大なジンベイザメもやって来る。
これもフィンが呼び込んだ成果かも知れない。

本作の楽しみ方としてフィンのスーパーヒーロー。
この一点に尽きますし、それ以外は軽く流すべきです。
本シリーズにツッコミなど入れたら楽しめません。
ただ、あるがままに起きる事を素直に受け入れるだけです。
そうすれば、本シリーズの面白さが自ずと理解できる。

フィン=チェーンソーとなった本作。
ですが、個人的にチェーンソーマスターは彼じゃない。
『死霊のはらわた』シリーズの主人公、アッシュこそがチェーンソーマスター。
本作のフィンは彼に敬意を表した形でチェーンソーを使っていると思います。

やはり、サメ映画の可能性を示唆する超展開でした。
あきしげ

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