名無し

悪霊のしたたりの名無しのネタバレレビュー・内容・結末

悪霊のしたたり(2003年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

田舎にいって殺人鬼に襲われる王道パターンを最低なキャラと世界観で煮詰めた超ド級のZ級映画!!

ほんと…全編サイテーで70分退屈する場面が無いのはある意味尊敬するよ
序盤5人組の若者集団(どう見ても中年)が関西弁と東北弁で下品な話題でダベりながら車で田舎の目的地へ向かってると、その田舎の保安官に嫌がらせされ都会へ帰れと脅されるも無視する
実はその田舎の町長の息子が知能に障害を負った殺人鬼でよそ者を殺しまくっていた!
1人また1人と殺されていく若者(中年)たち…!
という内容だが、殺される若者(中年)が余りにも最低で下品なクズなので全く同情湧かないのが笑う
赤の他人の女性をみて『あの姉ちゃん貧乳やけど乳輪デカそうやな!ワイとエッチせえへん?』とか言ってナンパするゴミ屑なので…
逆に田舎の雑貨屋でトイレ借りようとした若者(中年)の女性が『トイレどこなん?』って聞くと田舎の店員が『オレの口でして?』とか最低な返答したり…
田舎と都会どっちも最低で平等なのが素晴らしい

殺人鬼も度がすぎたクレイジーで知能が子供なので
『ばぶー…ばぶー…』
『おっぱい…吸うでちゅ…あっ貧乳や…』
『よいちょ…内臓とって…よいちょ…』
とかサザエさんのイクラちゃんみたいな赤ちゃん言葉で殺戮していくものだから正気度直葬もののマジキチっぷり!
この恐怖と爆笑が同時に来る殺人鬼像は斬新すぎ!!

グロだけはめちゃくちゃ頑張っていて特殊メイクの凝りっぷりがZ級映画のくせにハンパない高クオリティでドン引きなのでそれ目的で見ても普通に楽しめると思う
素晴らしい映画を配給してくれありがとうJVD!
ファッキューJVD!
名無し

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