名無し

U.M.A レイク・プラシッドの名無しのネタバレレビュー・内容・結末

U.M.A レイク・プラシッド(1999年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

未確認生物を宣伝文句にしてるけど怪物の正体は実はワニ…という
非常に完成度の高い傑作ワニ映画!
初見は小学生低学年の時で冒頭のワニに下半身喰われるシーンが衝撃すぎてトラウマになったので恐怖のイメージが強いが、今観るとむしろコメディ色が強くて完成度の高い娯楽映画だと感じた

登場人物が個性派ばっかでグロ耐性ゼロでギャーギャー騒ぐ女性考古学者、田舎のイケメン保安官&皮肉屋大柄な保安官、変人ワニ博士、ワニに飼い牛を喰わすお婆さん…
モンスター映画じゃなくても通用するキャラクターがめっちゃ良い!
人間の会話やドタバタが面白く笑えるのがサンドラブロックのコメディ映画っぽかった
ワニ博士が仕掛けたトラップに味方の人間がかかるマヌケなシーンとかドタバタも好き

ワニの特撮もリアリティ抜群
CGとアニマトロニクスを使い分けた撮影技術は今見ても大迫力!
特にワニがヘリに喰らい付くシーンとか本物の機械仕掛けのワニ人形を造って撮影していてるので素晴らしい
グロも少ないながらめっちゃリアルで気持ち悪さ満点!冒頭の下半身だけ喰われた潜水士がまだ生きていて保安官に掴みかかる場面とか初見時死ぬほど怖かった!このシーンが最初にあるおかげでアホなコメディパートでも緊張感を保っていてバランスの良いホラーになってると感じた
殺人グリズリーが出現したと思ったら一瞬で巨大ワニに喰われる場面も衝撃度が高くて良かった

教科書のような模範的B級モンスター映画なので
トレマーズやザ・グリードと同じく普段ジャンル映画を観ない一般方々にもオススメできる貴重な作品だと思う…!
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