願い

イギリスの大衆紙で王室担当の記者をしているモートンは、とある1本のテープを手に入れる
そこにはダイアナ妃の声が録音されており、モートンはこの真実を明らかにしようとするが……

世界中に衝撃を与えた「ダイアナ妃の真実」に隠された物語を描くドラマ

そんなことが

心の叫び

情報を求めて

家族
スゴいことが

実際の映像あり

そして最後は、、

1992年に世界を驚かせたアンドリュー・モートン著「ダイアナ妃の真実」…その出版までの裏側を描いたサスペンスフルな作品。
見所は謎のテープの入手から、様々な圧力に対しても守り切り、英国王室をも敵にまわしても出版にこぎ着けた顛末。
ただし、英国のTV映画ゆえのスケールで、サプライズも無く地味なのがもったいないが･･･当時のニュース映像を上手く組み入れ、飽きさせないソツのなさは流石で、ダイアナ妃もなるほどな見せ方をする。
ポール・マッギャンに、ブライアン・コックスらの渋さもナイス。

スキャンダル渦中のダイアナ妃から極秘に伝記の執筆を依頼された小説家がチャールズ皇太子との出会いから彼との関係性に悩むダイアナ妃の告白を聞くという話。真偽は定かではないけれど、こういう話が映画のネタになる事自体、英国王室ってメディアにさらされた王室なのだなーと。中国とかハプスブルク家とかロマノフ王朝とか、崩壊した王朝に関しての伝記映画は多いけれど、現代に残る王室のしかも最近のネタが映画になるなんて他の国では考えられないんではないか。ダイアナ妃が故人でしかも劇的な死を遂げたということもあるかもしれないけれど。