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ドクター・ストレンジのkiritoのレビュー・感想・評価

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)
3.4
【詠唱は時代遅れ。時代は3秒で作れる魔法陣。それと気まぐれ赤マント君。】

今まで出た魔法使い関連の作品の多くは詠唱が必要でした。
萌え系漫画のさきがけの『魔法先生ネギま』でもそうですし、厨二病満載の『ブリーチ』(死神だけど)でも呪文系は詠唱が必要です。
おそらくあのハリーポッターでさえ、彼らが詠唱してる間に、ストレンジ軍が勝ってしまうんでしょう。
コツは自分を信じて腕を動かすだけ!
なんともスタイリッシュ!?


・圧倒的な映像美!
・万華鏡みたい!
このあたりがレビューで散見されますが、良くも悪くも自分はそれだけでした。


そもそもマーベルシリーズは毎回毎回面白く、ハードルが上がってるのが原因なのでしょう。
ちょっとやそっとじゃ騙されなくなりました。
加えて、前回のシビルウォーが最高すぎたので…『物足りない』ってのが一番の感想になってしまいました。


傲慢な天才外科医が、マスターストレンジになる物語。

ありがちな過去の教え子が闇の魔術に堕ちるパターン、禁断の魔術に手を出しちゃうパターン、それが永遠の○パターン。
ありきたりな設定というのが正直なところ。見飽きた感があります。
てか書庫の管理もずさんすぎだろ!!
本の鎖の意味なしてないやん!ドラゴンに守らせるくらいしろよ!
みたいな…そういうツッコミを入れたくなりました。

ということで、見所がやはり革新的な映像技術ということになるのでしょう。
これは素晴らしかった。
特に宇宙空間と繋がる始まりのところは大画面推奨の映画というのも頷けます。
三半規管の弱い私も今回は大丈夫。IMAXで絶対見ないと決めましたけど、これはIMAXでも良かったですね。結果論ですが。

ときおり入るジョークもマーベルらしさがあって好みです。

この評価はマーベルとして目線が厳しくなったことによる評価なので…

※しかし、わたしも途中から思ってましたよ。
魔法使いが多すぎる…と。

2017.2.1
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