さうすぽー

ドクター・ストレンジのさうすぽーのレビュー・感想・評価

ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)
4.1
自己満足点 80点

テレビ放映をやっていたので録画して久々に観賞しました!

これ、僕の周りでは他のMCUシリーズと比べて印象が薄いみたいですが、僕個人は結構好きですね!
若干過小評価されてるかなとも思います。

ドクター・ストレンジ自体は「インフィニティ・ウォー」の時に初めて観ました。
なので、インフィニティ・ウォー観た時はどんなヒーローか知らない状態でした。
しかし、その作品を観ただけでもドクター・ストレンジに興味を抱けたので観賞したら、それが面白い!

彼は戦い方が凄く好きです。
手から魔法陣を出して自在に魔法を扱い、時間も操ったりするトリッキーな戦いが良いです!

トニー・スタークのように傲慢ではあるけど、外科医という身だけに人を助けようとする心が格別に高いというのも好きです。
多分人間性だけだったら多分トニーよりも好きです(笑)

また、今回の映画では街のビルを自在に変形したり、世界を行き来したりするので「インセプション」のようにトリッキーです。

まさにマーベルヒーロー×インセプションですね!

基本的にCGなので、インセプションほどリアルさと迫力はありませんが、それでもビル群の変形シーンは結構格好いいです。

また、この頃のマーベル映画から色彩補正が変わったのか、映像が綺麗です!
特に前半にあるストレンジのトリップシーンはトリッキーな上に世界が凄く綺麗に映っていました。

キャラクターもかなり良いです。
ストレンジは正義感や魔術に関わる葛藤や成長が見られたし、エンドゲームでも出てきたエンシェント・ワンも魔術に関する複雑な心情が出ていて凄く興味深いです。
イジョフォーが演じたモルドも今後がどうなってしまうのかを考えられて非常に楽しみです。

少し好きじゃない点をあげるとしたら、悪役が他のマーベル作品と比べて印象があまりない事です。
他のキャラに比べて悪役があまり目立って無かったし、もう少し細かく描いてほしかったです。
ヒーローものは結構悪役が大事なので、重要視してほしいです。

インフィニティウォーやエンドゲームでも重要な役割を果たしたストレンジ。
今後の続編も非常に楽しみです!