くぬぬぬぬ

オデッセイのくぬぬぬぬのネタバレレビュー・内容・結末

オデッセイ(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

設定に惹かれてTo Watchリストにはなかったが見ることにしたが見てよかった。主人公が植物学者としてじゃがいもを栽培するまでの過程で引き込まれた。スケールの大きい映画特有のワクワク感があった。難癖をつけるとすればじゃがいも栽培まではまだいいが通信手段の確保までがスムーズすぎると感じないこともない。取り残された宇宙飛行士の孤独との戦いを描きたいわけではないのかと思って見ていたから違和感がなかったけど、最後のシーンではその葛藤について主人公が語る場面があったので地球との連絡を取るまでの孤独っていう部分を深掘りするべきだ。
後半は設定ではなく、演出でしっかり引き込まれ、インターセプトの場面はかなり面白かった。
前半は設定で引き込み終盤にかけて演出でさらに視聴者を惹き込む。中盤にさらに主人公について深掘りがされていればなおよかったと言える。
しかし、あえて批判するならばの話であり主人公の陽気で皮肉混じりのセリフが魅力でもあるので、シリアスに持っていかれすぎる可能性もある。
個人としてはめちゃくちゃ面白く、大好きな映画となった。