このレビューはネタバレを含みます
プロジェクト・ヘイル・メアリーを読み終わり、そのアンディ・ウィアー原作ということで視聴。
有名作でもあるっていうのに何故見てこなかったのか…
次々と襲いかかる危機的状況
その中での試行錯誤
科学的根拠に裏付けられた奇策の数々
夢中にさせる語り口
プロジェクト・ヘイル・メアリーでも感じた小説の面白さを、映画として上手く昇華されてると感じた。
尺の都合で削った個所はあると思われるが、
それがほぼ鑑賞の阻害になってないのは流石のリドリー・スコットだな…
何より原作読んで補完したくなったし、
先にビジュアル化されたものを映画で見た事で、原作の理解の助けにもなると思う。
（アンディ・ウィアーはその辺りかなり親切な方ではあるけれど、
テーマが非日常の「宇宙」な以上、どうしても分かりにくさが避けられないから…）
不撓不屈のメンタルも
宇宙飛行士故、と考えれば納得出来る
…それだけ70年代音楽縛りは堪えるとも解釈できるのだが
指揮官は置き去りにしたことより、音楽の選定時に自分の趣味全開にしたことを謝罪すべきでは？
