ゆみゆみ

オデッセイのゆみゆみのレビュー・感想・評価

オデッセイ(2015年製作の映画)
4.2
かなり面白かった!約2時間半あっという間に過ぎて、終わった時にほぉっとため息が出た。

火星で嵐に合ったNASAのクルー6人は脱出を試みるが、マーク・ワトニー(マット・デイモン)が飛ばされ、船長はマークを諦め5人で帰還の途に。ところがマークは生きており、そこからたった一人の生還への長い闘いが始まる。

地球から火星到達まで4年かかるという距離にたった一人残される気持ちときたら、想像を絶する。30日用の簡易のハブに暮らすことも、自分一人で全て対応することも、何より孤独の闇に襲われる恐怖さえも前向きに捉えて前進するマークに勇気をもらえる。

つくづく、頭のいい人が宇宙に行くべきなんだなと思った。植物学者のマークは火星の砂と排泄物を使ってジャガイモを栽培し収穫もする。このバイタリティ、頭が下がる。絶対死ぬもんか、生き抜いて地球に帰るという強い意志と、そして機転。
宇宙旅行が近い将来可能になると言うが、アクシデントがあっても、乗客は対応できないし足手まといでしかない。そう思うと怖いな。まぁ行けないけど。

ラスト、中国やイギリスも映るけど、この辺りは「インデペンデンス デイ」と同じような雰囲気がある。アメリカがNo.1って感じ。もちろん「インデペンデンス デイ」よりはるかに面白かった。
ゆみゆみ

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