リドリー・スコット監督作、マット・デイモン主演。内容は火星探査ミッションの途中で嵐に見舞われ、脱出できずに火星に置いてきぼりにされた植物学者のサバイバルとその救出ミッション。
序盤は火星に取り残された主人公が残りわずかな食料でどうやって生き抜いていくのか、その後はどうやって地球と交信するか、どうやって救出ポイントまで辿り着くのか、といったところが見どころになるとは思うのだが、案外どれもあっさり解決してしまいドキドキ感に欠ける展開だった気がする。時間はそれほど長く感じなかったが、メリハリもあまりなかったかも。
中国の撮影所を使ったらしく、中国が救出に貢献するシーンが挿入され少々無理矢理な感じがしなくもない。中国の撮影所を使用すると製作費を補助してくれて、その条件として中国を登場させるようなシステムだったかと思う。
ところで内容とは関係ないが、「キャプテン・アメリカ」シリーズのセバスチャン・スタン、「アントマン」のマイケル・ペーニャ、「ドクター・ストレンジ」のキウェテル・イジョフォーとベネディクト・ウォンが出演していて、どことなくマーベルな雰囲気.....少々ネタバレっぽくなるが、最後に「アイアンマン」も出てくるし。セバスチャン・スタンがウィンター・ソルジャー以外の役で登場するを観るのは初めてかもしれない。
