タイトルからして路地裏のギトギトしたネオンに照らし出される汚い雑居ビルを連想しがち(偏見)だが、内容は全然違う。
なんとマーベル・コミックです。
SEXしてたら念動力?的なものが使える人々が一致団結して地球に迫りくる彗星に対して地球をずらして危機を回避するというもの。
X-MENで妖星ゴラスな作品。
そんな内容なのに結構絡み多め。リアルX-MENみたいな個性派がわさわさやってるのであんまりエロくはないが。
一瞬ヘア(股間)が写るカットがあるがたぶんカツラ?
制約ある中ロケは頑張っていて近未来SF感は出ている。初代ウルトラマンみたいな雰囲気はある。

大風呂敷を広げてさわやか?に畳んで収めてはいる。
限られた中できっちりエンタメしてやるという心意気は素晴らしいです。
演出部に城定秀夫の名前が。そうゆう系譜なんですね。

彗星の地球衝突を憂えている青年（池田一視）が、極秘研究施設にてセックス・サイコキネシスの被検体になることを決心する。地球滅亡に直面している近未来SFを題材に取っている、新東宝配給のピンク映画。

性的欲動を原動力としたサイコキネシスで彗星の軌道を変えようとする、SFセックス・コメディ。超能力を潜在させている選ばれし者たちが集う研究所で、男性被験者と女性看護師がくんずほぐれつの乱交プレイを繰り広げる。

主人公となる青年は、とりわけ強大なエネルギーを潜在させているヒロイン（倉本梨果）の相手役に大抜擢される。本物の恋愛感情が芽生えていく過程に論理の飛躍が見られるが、世界観のケレンミが後退することはない。

総勢4名のピンク女優を一度に捉えている、乱交プレイの迫力は言わずもがな。倉本梨果の真っ白な美肌と、スレンダーな女体の起伏に目を奪われる。低予算ポルノには無限の可能性があることを痛感させられる作品。

揺れるPOV撮影で始まる。タイトルクレジットまでPOV撮影で揺れるとは前代未聞。
セックス・サイコキシネスで彗星の軌道を変え地球を救う国家PJという壮大なSFロマン。予算はチープであるための工夫が臨海副都心。
作劇、演出が昔のNHK少年ドラマシリーズっぽいので男女がアヘアヘやっていても新東宝のピンクを見てる気がしないなと思ってると風間今日子さんのエロシーンで新東宝に一気に引き寄せられる。最強だな風間今日子。
主演の倉本梨里は美白美乳美人で台詞の拙さも相まって超能力者というよりアンドロイド的で良い。さながら「倉本梨里のSFっぽいの好き」ってところかな。