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怪獣の日のswansongのレビュー・感想・評価

怪獣の日(2014年製作の映画)
3.7
ゴジラ? ちゃうちゃう。
あの破壊神の親戚でも、ましてや極悪党のナナたんの従兄弟でもありませんナムナム。

大きすぎる楔形の頭部。
ナイフみたいに尖った嘴。
そこから飛び出した鋭い牙。
ゴツゴツと隆起した背中の瘤。
そして"二足歩行する鮫"のようなそのフォルム!

この子はかつてわが国、いや全世界を滅亡の危機に陥れた深海大怪獣、ジグラ師匠 ( from"ガメラ対深海怪獣ジグラ") の末裔ですやん♪(←独断専行)

☆ ここから先は、ちょびっとネタバレしておりますのでご注意を!





そのジグラ師匠の必殺技を列挙いたしますと、
(以下、Wikipediaより)
①細胞活動を停止させ仮死状態にするオレンヂ光線
②物質を別の場所へ自在に移動させるグリーン光線
③マグニチュード12の地震を発生させるレッド光線…

ねっ!
"巨大生物第1号"くんたら、三種類の光線をぜんぶ使っちゃってますよね。(←牽強付会)

ちなみにジグラ師匠のデビューは、わが国に環境庁が設置された1971年。
東宝の公害怪獣ヘドラ師匠と同期でございますな。

"この美しい海を汚すな!"
"返せ、太陽を!"
ジグラ師匠、ヘドラ師匠ご両人ともに、本作品「怪獣の日」と響き合うメッセージを発信しておられたんですね、今から50年も前に。(←温故知新)

(* ≧∀≦) "ケンキョウフカイ" キョウ初メテ 知リマシタ♪
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