マイ・ベスト・フレンドのけまろうのネタバレレビュー・内容・結末

『マイ・ベスト・フレンド』鑑賞。癌で余命宣告をされた親友ミリーと主人公ジェスのヒューマンドラマ。SATC(セックスアンドザシティ)好きにはたまらない内容という触れ込みだったが、案の定ぼくの理解できない女性の心情がばんばん映されて、感情移入できなかった。バンドマンのキットと結婚して夫のプロデューサーとして華々しく活躍するミリーと整備士のジェイクと結婚して役人として堅実に働くジェスの対比が興味深い。不妊で悩むジェスに対し、ミリーは息子と娘を授かっており、親友でありながら徹底したコントラストが物語を推進する原動力(価値観の違いによる衝突や余命宣告と受胎告知の対比など)となる。
偏見かもしれないが、女性(特にある程度のキャリアや知識を持っている)は得てして1人の親友を大事にする傾向にある気がするので、そういう意味ではハマる人には響くドラマなのだろうと感じた。ぼくはバリキャリでもなければ、女性でもないので特別には響かず、親友って誰がいたっけなんてことを考えながらの鑑賞となった。