【キャベツ】
ファイトクラブ、花とアリス、アンダーグラウンド、太陽を盗んだ男、ブエノスアイレス、海の上のピアニスト…は観たことあるけど、肝心のラングの「メトロポリス」だけ観たことなかった、その悲しみがこの映画の中で一番大きかった。
これはハマらなかった。途中一回寝落ち。
なんだろう。
1日を生きる代償として「電話」「映画」が消されるって言う設定は面白いけど、生きてる間に誰かによって支えられてるっていう単純なことが、悪魔と呼ばれるもう1人の自分と出会ってそして大切な何かを失ってみないと彼にとってはわからないほどのことなの?
また1日を長く生きるために失うものとしてそれがあまりにも大きくないかということにも違和感。例えば自分の周りからだけ消えるならまだしも、世界全体レベルで無くなるっていうことが全く理解できなかった(スッと入ってこなかった)。
余命、彼女との思い出、親友の大切さ、手紙、父の想い、母の存在…いわゆる泣ける要素詰め込みお得パックなんだけどそれが映画の冒頭から前面に押し出されすぎている。それなら僕は「幸せのひとりぼっち」のような世界を推したい。
※猫は可愛かったにゃ🐱
2020.5.9