この作品は「感動」というよりは「考えさせられる」作品です。
日常にある「モノ」や今自分の周りにいる「ヒト」との繋がりがいかに大切か。
失って初めてわかる「いま」の大切さ…泣ける。
人生最期に振り返ることが出来る思い出さえあれば、それはきっと良い人生なのだ…そう思わせてくれる映画。
命の残された時間、自分ならどのように向き合うだろうか…考えさせられた。
ラストにこんな素敵なセリフがある。
「僕がいた世界と、いなくなった世界はきっと違うはずだと信じたい。本当に小さな小さな違いかもしれない。でもそれこそが僕が生きた証。もがいて、悩んで生きた証。」
きっと一人が死んでも大きな世界は何も変わらないかもしれない。けれど、あなたの生涯に関わった人達は、あなたがいないととても違う世界になってしまう。
今生きていること、当たり前に過ごしている日々、心から信頼している家族や友達、すべての繋がりは当たり前ではなくとても大切な事であり奇跡。
たくさんの人に観てほしいです。
感動します！！
