このレビューはネタバレを含みます
無縁仏の一連の始末をする民生員という仕事についている主人公のお話
曇った空と、どこかモノトーンに見える主人公は、いかにもイギリス
主人公ジョン・メイの仕事に対しての、亡くなった人たちへの向き合い方はとても実直で優しさに溢れている
見ていてとても愛おしい
ただ、孤独な彼を自分と重ねてしまって彼には最後どうしても幸せになってほしかったんだけど
みんなラストのためにああなったんだって言うけれど
確かにかれのひたむきさはちゃんと届いてたんだって感動したけれど
せっかく生きてる人たちとつながれそうだったのにな
孤独に死んでしまった人の過去を追体験することで私にとって本当に大事な人って誰だろうと考えさせられた