最強のふたりみたく清々しくとはいかないシビアな内容。でも、場面によってはコミカルで、そのバランスが丁度いい。
映画の中の出来事だと割り切ってハッピーエンドにするのは簡単かもしれないけど、結果的には自分の置かれた立場のせいで、上手くいかない現実を見せるようなほろ苦さを残すラストが、それでもどうにか生きてかなきゃならない人たちのリアルな姿を映し出してるような気がした。
珍しくあんな陽気で笑顔全開な役のタハールラヒムを見てしまったもんで、個人的になんかトキメキが止まらなかった。
映画の中とはいえ、彼のあのゴンドラダンスを間近で見ていた彼女たちがちょっとうらやましい
