サンバの作品情報・感想・評価・動画配信

「サンバ」に投稿された感想・評価

フランスらしい移民問題を扱った社会派作品。
フランスらしい音楽の使い方とシニカルな笑いと恋愛が入り混じった秀作は秀作・・・・なんだけどどこかギクシャクしてた。
「最強の二人」同様、オープニングから気持ちよくドラマに入り込めたものの、どうもしっくりしない。
脚本に一貫性がない。
二人を取り巻く人々のスタンスが曖昧。
二人に降りかかるトラブルの行方も曖昧。
「その辺は空気読め」じゃ済まされない部分も多々有るような感じなんだけどね。
エンタ系な社会派映画と割り切ればイイか。

アリス演じたのは「ニンフォマニアックVol.1/Vol.2」で衝撃的な役やったシャルロット・ゲンズブール。
思い切り個性の強い仕事ばかり引き受けて見事にこなしてる彼女。
セルジュ・ゲンズブールとジェーン・バーキンの娘と聞くと何故か納得。
在留資格更新を逃し国外退去を命じられて入国管理に送られたサンバ。セネガルから来て、フランスに10年は住んでいたのに!そして国に住んでいる母親に仕送りをしていたが、そんなことはできなくなっている。最初のシーンにあるが高級ホテルの従業員で皿洗い役に在留資格を持っている多分?アフリカ?からの黒人がいる。彼の仕事をするところは当時限られていたようだ。

フランソワオーランドが大統領の時代に制作されているが、監督に、主義主張があって作られたのか、ただ、その時代背景のステレオタイプをコメディ風に作りたかったのか皆目見当がつかない。

The Obligation to leave French Territory( OLFT)という退去強制の言葉が、何度も出てくるが、拘置所を出て出国のため飛行機を追うシーンなどはコメディで、フランスにこっそり留まることができる。この意味を逆手にとって、フランスに残るサンバ。おじさんから、郷にいれば郷に従えという手ほどきを受け、フランス人のように外見はなってみたが?本人には心地よくない。

アリスは在留資格を失ったり問題を抱えた移民や難民の聴き役になり手助けをしている。サンバはその中の一人。旧フランスやベルギーなどの植民地から来ているフランス語を話せる在留者や不法在留者などの援助も円滑に行かないのに、ロシア語や英語などを話す人々との会話は大変だ。通訳を入れての会話もまるで冗談のような結果になる。彼女自身も不眠症を抱えて精神が不安定になっているのにこれはストレスのたまる援助だ。

最初、単なる恋愛映画とタカをくくっていたのが浅はかだった。ストーリーが恋愛だけでないところがいい。移民難民受け入れ国のクイーンとしての人間社会構造のジレンマも数多くコメディ風にみられる。例えば、モールの守衛に不法労働者として低賃金で雇われたが、警察が入った時はまず最初に隠れなければならないのはサンバなのだ。
だから、のんびり寝転んでみていたが、この辺から真剣になりだした。

ただ残念なことは私はフランス語がわからないから、セネガルからのアクセントかポルトガル語の干渉があるフランス語か何もわからないから面白みが一つ減った。ということが、アルジェリアのオラン出身のウイルソンのフランス語も全くわからない。ウィルソンは臨機応変で、この世の動きをうまく判断し、ブラジル人に成り済ました。それも、アルジェリア(アラブ)人だと、仕事が取りにくいから。そうか? ここはコメディじゃないと思う。ブラジル人のステレオタイプをよく掴んでいて踊るのやスキンシップが上手である。でも、サンバは見抜けるがフランス人のアリスと友達は見抜けない。面白い🤣
最後は、アリスがジョナスの政治難民としての身分証明書を空港の中のバスに乗っているサンバに届けたことにより、ひとまず、サンバはあと10年死んだジョナスの身代わりで残れることになった。めでたいコメディ🎉?
esew

esewの感想・評価

3.0
2021.6/09 no22

2014年だとふつーに人種差別も性差別もパワハラもゔぁっちり入ってて時代の変化が早いことを感じた。工事現場の仕事ないわよ、セネガル出身なの?じゃあ清掃員はダメね。とかすーごいサラッと出てくる。

主人公が仕事人間で大企業で12時間労働を続けた挙句、バーンアウトして同僚を携帯でぶん殴った話は資本主義が労働者を殺しに来ててもう限界が見えてる描写としても面白かった。

10年滞在して労働して生活してても国外退去になるっていう行政の態度はは非人間的だなと。不法滞在、違法労働だとしても経済的にその安価な労働力なしで国が回るわけもなく。結局はいくらでもいるからと言って人間を非人道的に扱う労働力の不当な搾取だと思った。

フランスの映画ってだいたいフランスのリアリティ(郊外の貧困や人種問題、個人主義と破綻した家族像、若年層の超高失業率など)を描いててカッコ良さげなフランス像を売る気があまりない部分に高い文化力を感じる。おそらく政府からの支援が製作費にも入ってると思うけどフランス万歳的な作品を忖度して撮らなくても良い制度設計になっているのだろうな。

5年ぐらい前にAmazonでオンデマンドして途中のまま期限切れて見てなかったのを2021年に再チャレンジしてようやく視聴完了したのであった。
「最強のふたり」レベル止まりだね…
移民のリアルを描いているところは良かったと思うけど。
ゴミのような扱いの移民。

それ以上でも以下でもない。
ラストとかどうした⁈⁈

オマール・シーと、タハール・ラヒムは可愛かった。
タハール・ラヒム、あんな陽気な役初めて観たwちょっとうれしかった。
いつも囚人とかとにかく暗い役だから。
しゅり

しゅりの感想・評価

3.7
難民問題をめちゃくちゃ見やすく描いてる、最強のふたりの監督っぽい、超わかる
セリフが洒落ててとても良い 「名前を叫んで」のくだりの会話とかかっこよすぎでしょ

しかしいくらいい女でもそこで手出しちゃダメでしょって相手はいるわけでそれはさすがにサンバが悪いわ
ゆみ

ゆみの感想・評価

3.0
サンバ中々罪深いなこれ。移民問題ってこんなザルな感じで検査してるのかな。
Yuta

Yutaの感想・評価

3.7
日本でもミニシアターを中心に大ヒットを記録したフランス映画「最強のふたり」のエリック・トレダノ&オリビエ・ナカシュ監督と主演のオマール・シーが再タッグを組み、国外退去を命じられた移民の青年が、その状況下でも笑顔やユーモアで人々を明るくしていく姿を描いたドラマ。料理人になることを目指し、アフリカからフランスへやってきた青年サンバは、ビザの更新手続きをうっかり忘れたことから、国外退去を命じられてしまう。拘束されたサンバに対して手を差し伸べた移民協力ボランティアの女性アリスは、どんな時も笑顔を忘れないサンバに興味を抱き、彼のために尽力する。サンバの不思議な魅力にひかれ、陽気なブラジル移民や破天荒な学生など、さまざまな人が周囲に集まってくるが、ある日、サンバの身の上に思いがけない出来事が起こり……。サンバを助ける女性アリスにシャルロット・ゲンズブール。
むー

むーの感想・評価

2.5
最近のシャルロットゲンズブールを見た。
なんでこんなに変わらないんだ。
オマールシーとの共演、現代フランスのリアルな問題で、もっと向き合わなきといけない。
ストーリーが共感できるとこと
共感できかねるとこありました…
フランスの難民問題は根が深い…
オマールシーは品があって笑顔が素敵だし
シャルロットゲンズブールは感情豊かな役柄がはまり役でこれまた笑顔が素敵で心持ってかれました。
riekon

riekonの感想・評価

3.0
滞在許可証がないから
目立たないように暮らし
日雇い労働して
生きるのが大変だ💦
偽造許可証を買って
他人になりすます。
移民支援局で一時的に働く彼女と
出会って気にかけてくれる彼女。
徐々に彼の特別な人に
なっていきます☺️
ふたりとも進み始めたラストは
よかったけれども
まだ不安はあるよね…😞
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