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「サンバ」に投稿された感想・評価

おはぎ

おはぎの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

U-NEXTの紹介文のせいでてっきりコメディかと思ったら、案外シビアなお話だった。
主人公の言動にあまり共感できなかった。なんで友人の想い人と関係持っちゃうの?なんで叔父さんほっぽって自分だけフランスに残るの?人間味があるといえばそれまでだけど、個人的にそこが一番気に入らなかった。
最強のふたり監督コンビ×オマール・シー×シャルロット・ゲンズブール
シャルロット・ゲンズブールの『アンチクライスト』そのままみたいなキャラクターがすごくハマってる。

オマール・シーほんとは踊れるの知ってるぞ。

"ブラジル人"の出身地オランってオランダのことかと思いきやアルジェの北西部にある第2都市らしい。カミュの『ペスト』の舞台。

国外退去の放免は、実際的には次はないぞの警告。

「ヒステリーも含めて愛してる」

「馬をなでる」がほんとに馬だった。

「自分の名前も忘れそうだ」
「私が覚えている」

ラストは完全にハッピーエンドとは言えない迄にも矛盾を抱えて生きていくたくましさが明るくしている。

2022-279/字幕
けー

けーの感想・評価

3.9

このレビューはネタバレを含みます

叔父の勤めるレストランに料理人として正式に雇用されることになったサンバ。料理人の資格と滞在許可を申請にいくとすでに国外退去通知を送付してあると言われる。移民局に相談にいき、異議申し立ての裁判を起こすが、結局国外退去となってしまう。

フランスの制度を全然わかっていないので、サンバのおかれた状況を今ひとつ把握できていないのがネックとなって感想文書くのに心折れかけているのだが、とりあえず書き出してみる。

えーっと、一度却下された滞在許可を申請できるのに必要な期間が約1年。
料理人で正規雇用されることとなって滞在許可と料理人の資格を申請したら入れ違いで、国外退去命令を送られてしまったサンバは不法滞在ということになるので、その1年いかに法の目をかいくぐってフランスで過ごすかということなのかな。
10年真面目に働いていた、その10年間もすでに不法滞在だったのか、それとも期限切れになったのか...。多分前者なんだと思うんだけど...。

サンバはサンバの叔父さんと一緒に暮らしていて、叔父さんはレストランで正規雇用で働いている料理人で滞在許可書ももっている。
でも、その許可書をサンバに貸したため、警察の手入れがレストランにはいったとき、許可書をもっていなかったために逮捕され、レストランからも解雇されてしまう。

移民局には大勢の移民の人たちが毎日のようにトラブルの相談に詰めかけるけれども、対応している職員は法学生か高齢者か語学を活かしたい有志者のひとたち任せな感じ。

映画を見ている限りでは、運が良ければ見逃してもらえるし、運悪く法機関がきっちりと仕事をするタイミングにかちあってしまったらアウトみたいな。だからできるだけ目立たないよう目立たないように日々を過ごす必要がある。

極端な話、生きていくためには働いてお金を稼ぐ必要があり、お金を稼げなければ生きていくのは相当難しい。違法だろうが精神が壊れていようが生きるためにはお金が稼げる仕事がいる。

人と人の出会いは楽しく喜びを生みもするが、お金を稼がなくてはいけないという前提はかわらない。

サンバは運河で溺れ死んだ男の「政治難民」の身分証を手に入れ、そして見事再申請手続きが受理されるまで逃げ延びたし、生き延びた。
料理人としてレストランに正式雇用された彼の身元がどのようになっているのか映画では明かされることはなかった。
正式採用ということでサンバ自身として料理人になれているのか、それとも偽装の身分の上に成り立った正式雇用なのかよくわからない。

アリスと結婚するなら、強制退去の心配はなくなるだろう。あの流れだとアリスと結婚しそうな感じだったがそこもわからない。

心を壊したアリスが職場復帰を果たすとき、サンバの幸運のシャツを着用していた。

ようは”運”次第ということなのか。
いや、違うか(おい)。

サンバのサバイバルは喜ばしいが、サンバに彼女を寝取られたあげく運河で死んでしまった彼のことはどうとらえればいいのか。
好感のもてるキャラではなかったからといって、とてもとても”サンバ、厄介な人が死んでくれてよかったねぇ!”と喜ぶこともできない。

モラルとルールと人情と現実、この辺りをどう消化していいのか。

でもまぁ、泣き寝入りするはめになるよりはふてぶてしく生き延びたい..ような気もする。 

無理やり感想しぼりだしたけれど、やっぱりなんだかもやついている。でも移民問題のリアルな側面を垣間見られたのは貴重だったような気がする。
まったく知らなかったし、こういう日常感覚で受け止めたこともなかった。
人対人で向き合えば、相手も同じ人間、めっちゃイイ奴で自分よりもすごく真面目でまっとうだったりして、そうなってくると”不法”だからと簡単に割り切ることもできなくなる。向き合うのが極めて難しい問題だ。
だからといって”知らない”とずっと目を背けていていいものでもない。
むむん。難しい。

移民と言っても日本にいると、あまりピンと来ない。その為か終わり方に不満なコメントが目立つが、実際、綺麗事で解決出来る問題ではないだろうし、個人的にはリアリティがあって良かった。

自分が誰だかわからなくなる様な生き方をしなければならない社会があるって事もフランスの闇の部分の一つなんだろう。

わそして、働き方改革の御手本かと思ってたフランスだが、アリスの鬱の原因を聞いていると、そんな良い事ばかりでも無いんだなって思ったりもした。
サンバとアリスの関係性だけで言うと、終始2人がいじらしくて、ハッピーエンドで良かったーってなる話。
ただ背景を考えるとそんな手放しで喜んではいけない気が、、、
難しいですね。

あちこちに現実が重くのしかかってくるので、お気楽には観れないけど、屋根の上でのシーンとか面白かった❣️

久しぶりにボブ・マーリー聴きたくなりました🙂
んの

んのの感想・評価

4.5
サンバとアリス二人の会話なんて最高!
偽ブラジル人役者?も素敵!
其々皆んなが上手い!
『ファンファン大佐の隠し財産』No.12

今回はオマール•シーさん✨

『最強のふたり』で初めて知って、

もう大好きな俳優さん✨


今作も良かったよー✨

今回もメッセージ性がある作品です。

移民問題の話かなー、まだ日本には少ないけど、

今後直面する問題よね💦


移民の人たちは、事件や問題が起きると強制送還される。

それは、その国の人なら些細なことなんやけど、

移民の人がやると、はいダメーってなる。


これは、移民の人がかわいそうに見えるけど、

やはり、基本的にその国の人を守るため、

決められた法律を守れない人は帰ってもらうという国の方針やからしかたない。



サンバは主人公の名前✨

明るくて笑顔が素敵な若者。

しかし、移民。

ビザが切れちゃったんやねー💦

で、捕まり、強制送還間際。

そこで、アリスたちがボランティアで擁護したり助けたりして、

なんとか国内に居てもらおうと努力する。


アリスも問題を抱えてる。

働いて働いて、抜け殻のようになってしまって、

自分でも予測不可能な行動をとるようになってしまう。

つまりが過労による心の病。

リハビリの一環で、ボランティアをやってみる。

そこに現れたサンバ。

その後、2人の行方は??



フランス🇫🇷映画独特の、間がある作品✨

所々影があって、ただの明るい気持ちにはさせてくれない。

だから考えさせられる。

だからメッセージが伝わる。

そう感じました。



最後は好きな終わり方やったんで、良かった❤️

オススメです❗️
フランスの風景と共にフランスでの生活 、仕事、幅広いことを学べた作品でした。
koyuki

koyukiの感想・評価

3.2
オマール・シーかっこいい
フランス移民生きにくそう
見させられた
buenavista

buenavistaの感想・評価

3.5
んで
オマール・シー 2作目
これまたフランスの移民問題を軸に
社会の生きづらさを2人の主役が演じる

私が知っているフランスの数少ない女優の1人
シャルロット ゲンズブールが
普通の否、どちらかというと
社会からはみ出てしまった役処なのに、
すごく可愛く、知的に見えてしまう😃

ストーリーは、問題解決&相思相愛ではなく
最悪は免れ、好転する糸口が見えてきたぁ~
さぁこれからが本番だぁ~みたいなとこが
リアルでいいよ

日本でも本職休業中に他のボランティア等に
参加したりしてリフレッシュして
本職カムバックみたいなことが出来たらいいなぁ
そういうことが出来たら自殺とか失業者とか
少しでも減るんじゃないかなぁと考えてしまう😃
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