サンバの作品情報・感想・評価

「サンバ」に投稿された感想・評価

ちくわ

ちくわの感想・評価

3.8
社会に必要とされない者と
社会に追い詰められた者が出会う瞬間。

移民や関わってる現地民のリアルな裏側が描かれている作品。

印象的だったのが最初のシーンで
表に出るスタッフやシェフの
ほとんどが白人で、厨房の皿洗いや
お掃除係が全員黒人というところ。
でも不思議と移民にも何かしら仕事があるんだ!!と前向きに感じれた。

駅のホーム、どう見ても移民だらけ。
たしかにヨーロッパに行くと地下鉄駅も移民ばかりだった。小さい赤ん坊を連れた女性や大荷物を持った家族がゴロゴロいる。
聞こえてくる言語もバラバラで
ん?私は今どこにいるんだっけ?
って思えるほど。大げさではなく、本当に多い。
横を見ると観光で来てるアジア人がたくさん居て、誰にも罪は無いはずなのに、生まれた国でこんなにも人生が変わるんだと実感する。
顔を見ると苦労の仕方が違うとすぐにわかる。

この映画を観て移民もそりゃあ大変だけど、その人たちをまとめるのも本当に大変だな…と痛感した。
こんな風に一人一人の書類を集めたり、審査するのか…。大変な作業だ…

そして支え役のアリス、バッグの中は安定剤や睡眠剤だらけの設定が良い。
産まれた環境が元々良くても皆どこかで不幸だし病んでいる。
アリスは前職の大手会社で奴隷のように働いてメンタルがやられたって、移民の方がマシか?って思わせてくれる悲しげな表情が印象的。
zww

zwwの感想・評価

3.6
サンバカーニバル映画かと思ったが、リアルなフランス移民のストーリー🇫🇷
an0nym0us

an0nym0usの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

シャルロット・ゲンズブールは本当にエイジレスな魅力のある方ですねぇ(〃ω〃)

社会に追い詰められて、自分を見失いそうなアリス。偽造許可証や別人の名前で、自分を見失いそうなサンバ…そんな二人が惹かれ合い、心を通わせていくストーリー。
それを飾り付けるのは、移民問題という硬質な現実と生きる事の難しさ。

自分を偽った事のない無垢な人はいる?
自分が誰なのか、確信を持てる人は?

他者からの認識で変化する自分がいる。

『自己』は世界の最小単位のようでいて…
『自己』から見る世界が全てであれば最大単位にもなる事に、それは似ている。

誰もが『自分』を生きようとして、誰もが何かに邪魔をされて形を変えていく。
幾重にも重なって、複雑に絡まって…

これが私だ!の反対側から見える世界。

それでもあまり悲観的ではなく、どこか軽やかに描き出されている。

肌の色、仕事、言葉…
色んなものが人を隔ててるけれど…
自分なりの生き方があって、そこからどうやってパーソナルな心の糧を見出すか。
自分の置き場所を見つけるのか…

誰かに卑下されたら、きっと傷付く。

でも、自分が自分を卑下すれば…本当に卑しくなって、価値を下げてしまう。

他者から与えられる価値。
自分で見つけ出す価値。

互いが、みんなが笑顔であること。

みんなが笑顔で踊っているシーンが、とても印象的に心に残りました。ボーダーレス。

もし世界から国境が消えて、誰もが何処にでも行けるようになったとしたら…世界はどう変わるだろう。

それでも何かしらかのコミューンが生まれて、他のコミューンとの衝突が起きて…何も変わらないかもしれない。

でも、自分が必要とされる場所が見つかれば…諍う必要も、減るんじゃないかな。

絡まった糸を解くのには…何が必要?
いや、フライヤーのデザイン、めちゃくちゃ陽気そうだけど!!そんなことないよストーリー。
想像してたのと違いすぎたけど、移民問題のリアルを十分に知ることはできた。あんなポップなフライヤーじゃなければ、また心の持ちようも違くて、気持ちの整理だったり準備をしてから観たのに。
ただね、シャルロットの髪質はとても好き。あの長さも魅力的だった。何より、あんなにもベロア素材の黒が似合う人はいないんじゃない??ってぐらい素敵だった。完全に惚れたわ〜!
何かを背負って生きてる人の眼差しはとても柔らかく優しさに溢れているなって。
無

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2.5
ジャケットの明るい感じとサンバというタイトルから、ダンスの話かと思ってたらフランスに亡命してきた移民の話だった。
こんなに陽キャのタハール・ラヒムは珍しい!と思ったけど意外性はそれだけで、シャルロット・ゲンズブールはいつもの気だるげで神経質な役だし、テンポも悪くて主役のオマール・シーにも誰にも共感できないまま終了。
後から「最強のふたり」と同じ監督だと知って、この人の作る作品と自分の感性が全然合わないなと。
ただ高層ビルの窓の外からオフィスのOLに向けたストリップもどきのノリノリダンスだけは笑った。
国外追放を言い渡されてしまったサンバ
窮地に陥りながらも明るく笑顔を絶やさない
しかし実際には不正をし日雇いの仕事を必死に見つけその日その日をなんとか凌いでる

そんなサンバと移民支援協会のアリスのお話

アリス演じるシャルロット・ゲンズブール、この女優さんはなんだろ、すごく惹き込まれる何かがあるよね
パッと見は疲れた顔したおばさんのような雰囲気なのにかわいくも見えるし美人にも見えるし、なんだか癖になる顔w
「ニンフォマニアック」の時から気にはなってたけど、結構好きだな

映画自体は笑えるシーンもちょくちょくあって、移民問題や割と重いテーマながらサクっと観れる方
ただちょっと悪い意味でのtheフランス映画って感じがしちゃったw

ボブ・マーリーの曲でみんながダンスをするシーンが幸せそうで印象的だったな!
ボブ・マーリーの「waiting in vain」をかけながら、ダンスしているシーンだけはなぜか妙に覚えている。とても幸せそうに見えた。音楽が人々の日常の喧騒から切り離してくれるからだろうか。
agnesD

agnesDの感想・評価

3.5
人間の汚さ・弱さが描かれていて良かったです。
何よりもパリが良い。
yuri

yuriの感想・評価

2.9
何か、シャルロットとオマールシーをまんま使いすぎているというか。
全てがだいたい予想ついちゃう感じがちょっと残念かな…
サンバのキャラクターが最後まで好きになれず、普通の映画という印象…
サンバの友達がめっちゃいい奴だった
アリスの疲れた不安定な感じは映画として見るぶんにはいいけど実際いたら付き合うのすごく疲れそうと思った
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