佐藤でした

デッドプールの佐藤でしたのレビュー・感想・評価

デッドプール(2016年製作の映画)
4.2
自らが漫画内のキャラクターであることを自覚し、いわゆる“第四の壁”を超えてこちら側に話しかけてくるのがデッドプール最大の特徴!!やっぱり話しかけられるたびキュンとする!!終始笑わせてもらいました!!


ところで、あなたは・・・

彼がマスクをかぶっている理由を、、
彼女に何も言わずに家出した理由を、、
延々と馬鹿げたことをしゃべりまくる理由を、、
知っていますか!

コスチュームが真っ赤な理由を、、
内蔵がハミ出ても全然大丈夫な理由を、、
腕を切り落としたら次の手がトンデモない生え方をする理由を、、
知っていますか!

…彼は、とある事件以降、不死身のミュータント “デッドプール”として生きていくしかなかったんです。

フランシスという科学者に
ヘンな色の液体を注入されました。
辛く苦しい虐待に耐えたのは、
全身に転移した癌を治して、彼女を安心させたい!その一心でした。
ただ、まさかこんな醜い容姿にされるとは思わなかった・・・

だから俺ちゃんは、殺るのです!!

せっかく不死身を手に入れたのだから!!
善良な市民を守るため…ではなく
なかなかに不良な俺ちゃんよりも
さらに悪いヤツらを
ズタボロにして殺すために!!
いつもより多めに切ってます!!

拳銃や弾が入ったキティちゃんのリュックはよくタクシーの中に忘れてくる俺ちゃんだけど、ある分だけで足らすぜい!!

ってなことで。

いつもいつも一緒にいた大好きな人と
二度と会えなくなるくらい醜い姿にされた、
復讐に心を燃やす “私利私欲ヒーロー”
でした。

達成されることはチッポケなことで、ミニマムな世界にしか変化はもたらされないかもしれないけど、これぐらいの方が理解ができる。

正義とは何か?とか、世界の平和とか、異人種の共存とかよりも共感しやすい。
たった一人の人を大切にしたいと思う、その気持ちだけで、十分あなたはヒーローです!!



※なんかいい感じ(?)に〆ちゃったけど、Fワードあり、プリケツあり、肉片あり、首チョンパありのR-15のおバカ映画です。
佐藤でした

佐藤でした