悪役に魅力がない。正直途中までコイツは三下でちゃんとしたラスボスが控えてると思い込んでしまったほど。なので主人公がこのショボい悪役に手こずっている姿を見せられるのは退屈だった。
おれの名前を言え的なセリフを繰り返す演出がスベっていて馬鹿の一つ覚えという印象を受けた。
よかったところは絵を描いてるアングル、頭三連撃ち……全部トレーラーで見たシーンだった。トレーラーがすべて。
無責任ヒーローというのでもっとぶっ飛んでるかと思ったが、他のアメリカンヒーローを知らないので普通に律儀に活動しているように見えた。他のヒーローは聖人君子なんだろうか。
最後の敵を許せと諭すシーンだが、今時殺さないヒーローの方が珍しいと思う。
ダサいカプセルにヒロインが囚われてる映像はまるで70年代のSFのようで二度見した。
アクション、最初はワクワクしたが似たような背景で同じようなことを繰り返す連続で最後は飽きてしまっていた。
悪くはないけど、あまりにもお決まりな脚本で新鮮味がなかった。
主人公の特徴的な声はコミカルで惹かれた。