フィルマン

ラ・ラ・ランドのフィルマンのレビュー・感想・評価

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)
2.0
オマージュ元がひとつもわからなかったので、よくわからなかったというのが率直な感想。知らないアニメの総集編回をいきなり見てしまったような、内容というより編集技術にただ感心するのみというか。
空も大地も星空の中でダンスするシーンだとかひとつひとつ気になるシーンはあったので、それらの元ネタを観てみたい意欲が湧く映画だった。
内容は一応二人とも夢が叶ったようだが、最後の妄想部分は別れなければこうなってたということ? でも別れないと夢は叶ってなかった? 遠距離恋愛には堪えられない? 夢がキーワードになってるようだけどなんだか腑に落ちない。

ミュージカルにしては歌があまり上手く感じられなかったというのが不満点。声がか細い。でも上手くないというより好みでなかっただけかもしれない。
映像が綺麗で気に入るカットも多々あったのだが、ミュージカル部分以外はあまり面白くなかった。全体的にいまいち乗りきれなかったのは元ネタを知らないからか本作と好みが微妙にズレていたからか。