きゃん

私たちのハァハァのきゃんのレビュー・感想・評価

私たちのハァハァ(2015年製作の映画)
4.1
北九州市の女子高生4人が大好きなクリープパイプに会うために東京まで自転車で向かうロードムービー。無謀とも思われる旅だが、彼女たちの情熱や必死さがひしひしと伝わってきて応援したくなる。ハンディカメラで記憶を残しながら旅をしているので、映画自体もハンディカメラで撮ったようなカメラワークになっていでドキュメンタリーを見ているようだった。

やっとハァハァできました!
「若い!」この一言に尽きますね。
好きなものへの熱意や愛情を向けられるエネルギー。好きって気持ちだけで行動できるエネルギー。
意味もなく爆笑できたり、テンション上がったり下がったり。若いって良いな〜もう戻れないなー。
女子グループ特有の楽しさや面倒くささが素直に分かりやすく表現されていた。
LINEで4人で会話するシーンがお気に入り。

女子高生を演じた4人は良い感じに素人っぽさが残っていてリアルティーがあった。必死に全力で追いかける姿がキラキラしていた。池松壮亮が出てきたときの安心感。笑

クリープパイプのMVで後日談が見れるらしいので見てみたい。
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