あずき

セッションのあずきのネタバレレビュー・内容・結末

セッション(2014年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

狂気じみてるという言葉が似合う作品。
かなり期待して観たけれど、その期待を裏切らない作品だった!!
フレッチャー先生は横暴にも見えるけれど、クリエイティブな世界ではこれも“リアル”なんだろうなと感じて背筋が凍った。
正解のない世界を感性と努力で生き抜こうとするニーマンの生き様を見ていると、血だらけになっても、這ってでも会場に向かうのは納得。
生徒と指導者という関係において、二人の言動には様々な考察ができるのだろうが、到底理解しきれる世界ではなかった。
芸術を極めようとすることは、狂気の世界に足を踏み入れることと紙一重である、そんなことを臨場感をもって感じさせてくれる作品だった。
私はアマプラで観たけど、映画館で観てこの音圧や迫力を感じたかった。
あずき

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