プロのジャズドラマーを目指し、名門音楽大学に入学したニーマン。伝説の鬼教師フレッチャー教授のバンドにスカウトされる。完璧を求めるフレッチャーは容赦のない罵声を浴びせ、狂気じみたレッスンは更に加速する。
何となくストーリーの展開を予想しながら見てたけど物語の後半は良い意味で予想が外れた。
アカデミー賞助演男優賞に輝いたJ・K・シモンズ演じる狂人教授とドラマー志望の学生の狂気迫る演奏が凄かった。ジャズの魔力に取り憑かれた2人の狂人に独特な雰囲気を感じ、作品に吸い込まれた。特に演奏シーンの描き方が上手くてジャズバンドの奏でるセッションを聞いて楽しむだけでなく、見て楽しむ感じが良かった!!
ラストシーンのセッションは圧巻、まさに音楽を通しての殴り合い!!最後にお互い目が合った時、2人が何を思ったのか!?常人には理解できない天才と天才の狂気がぶつかる緊張感の高い映画でした!!