映画館で観た後、長男、嫁さんとそれぞれ観て、今回観るのは4回目。
高校の仲間と映画について語る会を定期的にしていて、次回の課題映画がこの作品だったので、改めて観てみた。
ストーリーは頭に入ってるし、最後の展開も知ってるから新たな感動はないかな、と思っていたら結構忘れてる所もあって、最後まで楽しめた。
アンドリューとフレッチャーの狂気のJAZZストーリー。
フレッチャーの音楽に対する厳しさに感銘を受けつつも、性格の悪さに引くというのがずっと続き、アンドリューがキレた時はスカッとした。
なのにまたフレッチャーの弱った演技にアンドリューがまたしても騙される。
でもここで終わらないのがこの映画の良いところ!
最後は、フレッチャーが第二のパーカーを見つけたかのような眼差しでアンドリューを見つめ、初めて二人か分かり合ったような形で終わる。
多分この後も裏切り合う事が続く気もするが、この終わり方は何回観ても良かった。
一流を目指すのに、何をやってもパワハラと言われる今では考えられない、コンプラ無視の世界。
でもそれは時に必要な気もするので、ダメと言い切れない時もある。
でも最初に音がズレてると言われて部屋から出された人が可哀想だったな〜😢。