血と汗と涙とエネルギーだけで構成されたような作品でした。
演出や編集も素晴らしいのですが、それ以上にJKシモンズとマイルズテイラーのまるで格闘技のような演技がとにかく凄いの一言しか言えない。
観た後はなんかのライブにいったか、それこそ格闘技を観に行ったような興奮と疲労感です。
ドラムという、楽器との関わり方や、JAZZを演奏するという事に関して、この映画の2人が正解なのかどうかは分かりませんが、楽器や音楽を通した狂気というものを生まれて初めて目の当たりにして、息をするのを忘れてしまいそうな緊張感と高揚感を味わいました。
誤解を恐れずに言ってしまうなら、これは確実に変態映画。
ハマる人はすっぽりはまってしまうはずです。
