侑菜

セッションの侑菜のレビュー・感想・評価

セッション(2014年製作の映画)
3.7

「ラスト9分19秒の衝撃」

名門音楽学校へと入学し、世界に通用するジャズドラマーになろうと決意するニーマン。
そんな彼を待ち受けていたのは、鬼教師として名をはせるフレッチャーだった。
ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには暴力をも辞さない彼におののきながらも、その指導に必死に食らい付いていくニーマン。
だが、フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していく。

熱血となると体育会系をイメージするけど、音楽だってこんな世界があるんだなぁ。
今の世の中、こんな指導をしたらすぐにボイスレコーダーに録音され、有名な政治家さんのように連日ニュースにされますね、、、
良し悪しは別にして、お互いが真剣に音楽に向き合い、色んな事を犠牲にして作り上げた音は、こんなに多くの人を魅了するんだなぁ。
映画の評価の大半がラストの9分19秒で決まっている。
侑菜

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