汽笛の音で目を覚ます

アイアン・ソルジャーの汽笛の音で目を覚ますのレビュー・感想・評価

アイアン・ソルジャー(2014年製作の映画)
3.1
ほかの方が指摘してる通り、邦題とポスターで想像するような戦地を舞台にした作品ではない。内容的には、兵士でありながら母親でもある主人公の様々な葛藤を描いた映画。

想像よりもしんどい内容だったけど、戦争の描写ではなく、心理的なしんどさが結構ある。母と子の破綻した関係性もそうだけど、職場での立場や同僚とのトラブルも色々とあるから、終始複雑な思いを感じながら見てた。

全編を通して、女性が仕事と家庭を両立させることの難しさを改めて感じた。

だからこそ、取ってつけたかのような恋愛要素は邪魔に見えたかな。そのせいでラストは良くも悪くもアメリカらしい結末だなー、と思っちゃった。