Ideon

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのIdeonのレビュー・感想・評価

4.0
上官のクオリッチを裏切り、惑星パンドラの原住民のネイティリと一緒になって10年、家族も増え、族長として幸せな生活を送っていたジェイクだったが、死んだはずのクオリッチがナヴィのクローンとなって再びパンドラにやってきた。復讐に燃えるクオリッチはジェイクたちが暮らす森を襲う。森の民に累が及ぶことを恐れたジェイクたちは森を離れ、海の民が住む別天地を目指すが…というお話。
ストーリー的には想定内の続編だが、映像の進化が半端ない。特に海中シーンはCGであることを忘れるくらいのリアリティである。キャラクターや舞台設定は普通の映画10本分くらいの綿密なものが用意されている。無論、3Dでの鑑賞が必須の作品で、最近すっかり下火になっていた3Dが、これで息を吹き返すのではなかろうかと思われるほどの映像美である。4DXでの鑑賞だったが、このシステムに非常に親和性が高い作品だった。ただ、アトラクションとしては3時間は長すぎで、かなり疲れてしまった。女性キャラが全部青い杏か満島ひかりに見えてくるので、前作から苦手だったが、金も労力もしっかりかけた力作であることは間違いない。
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