あきしげ

スピーシーズ/種の起源のあきしげのレビュー・感想・評価

スピーシーズ/種の起源(1995年製作の映画)
3.0
エイリアンとエロティックを融合させた作品。

良かった点。

・セオリー通りのSFスリラー
・エイリアンの強烈なイメージ
・ナターシャ・ヘンストリッジ
・主役級の豪華すぎるキャスト

悪かった点。

・あくまでB級映画
・根本的には未解決
・全体的に薄っぺら

ナターシャ・ヘンストリッジの代表作です。
とは言っても、他の作品は全然知りません。
ナターシャ・ヘンストリッジが一躍有名に。
そのおかげでイメージはこの作品だけです。

スリラーとしては王道中の王道です。
まさに90年代の作品という感じだ。
内容は深いようで実は薄っぺらです。
今では絶対に映画化されないと思う。
90年代だからこそ実現できた作品。

本作は豪華なキャストが魅力。
ベン・キングズレー。
フォレスト・ウィテカー。
アカデミー主演男優賞が二人。
マイケル・マドセン。
アルフレッド・モリーナ。
悪役として有名になった二人。
マーグ・ヘルゲンバーガー。
映画よりもドラマで活躍する。

ただし、本作はB級映画の範疇。
ストーリーはまさしくB級映画。
細かい点など気にしちゃダメだ。
それがB級映画の醍醐味である。

解決しているようで解決していない。
そのおかげでシリーズ化もしやすい。
でも、続編は一作目を超えてません。

本作はナターシャ・ヘンストリッジがすべて。
ナターシャ・ヘンストリッジが主人公である。
彼女の魅力によって本作は成立している感じ。
ナターシャ・ヘンストリッジがダメなら残念。
あきしげ

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