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ドラゴン・キングダムのcorouigleのレビュー・感想・評価

ドラゴン・キングダム(2008年製作の映画)
4.3
ジェットリーとジャッキーチェンの
2大スーパー共演

爆笑

~~

インドネシアはバタム島
海外に転勤した友人を訪ねて

~~

高校の友人に真面目な理系の彼がいて
彼から学ぶことは多かった

中学時代は他校だったのだけれど
当時お互い当然面識はなく
すらっとした長身と
激しい身体能力
そして愛くるしい容姿から
彼は私の周りのバスケ部友人によって
「アンパンマン👊🍞😊」
と呼ばれていた
私も似てると思った

本当に彼は🏀においても有能だった

高校で実の友人になると
人間性も凄まじいことが分かり
人望も厚く
彼は私にとっても文字通りヒーローになった

光栄にも同じクラス、
球技大会で同じチームになると
🏀彼は流川楓よろしく
無双状態になってたので
同胞ながら
「やはりヒーローだわ」
と漢惚れしたりしていた

私が転職の狭間に
彼の勤務地(海外)を訪れたとき

そこはシンガポールから
高速船で1時間の所にある島ではあったが
勤める工場の平社員が
日本円で
月々約1万円の給料
部長クラスが
約3万円
と聞き

また、400万円程度で
家も建てたとのことで
日本との金銭感覚の違いには驚かされた

近所のシンガポールとは
物価も数倍違うとのことで
(多分、シンガポールは日本以上にお高い)
日本人もシンガポール人も
インドネシアを訪れる際には
一人歩きをしない
夜出歩かない
など鉄の掟があると

いうようなことを聞いた

まぁ私はそんなに
💰持ってもいなかったが
日本人だ、
彼の友人だ、
というだけでやけにモテた気がする

1つにはそれは
独身の日本人だ、ということと
もう1つは
彼の友人だ、ということが
大きいと私は思った

彼は前段の通りの人格者だったので
わざわざ遊びに来るくらいの友人なら
きっと出来た人に違いない、と
現地の方は勘違いされたのだろう、と
思ったが
わざわざ訂正するのも馬鹿らしいと思ってそのままにしておいた

彼が素晴らしいのは
私は誰よりも知ってるのだ

現地では
出来たばかりのバタムブリッジが
観光名所であり
椰子の実ジュースを飲むのが
恒例であり
友人とはドリアンも食べた
思ったよりくさくなかった
ドラゴンフルーツも現地で食べたので
様々そこで触れる体験はあったように
思う

酸味が強いが甘みもあり
南国独特の風味があった

滞在1週間の間彼の部屋に
泊まらせてもらったのだが、
彼が平日仕事がある合間に、
ホテル従業員の女性と
映画デートをしようとなった
その時に見たのがこの映画だ

多分、友人が気を利かせて
出かけて来いよ、というふうに手配してくれたのだと思う

現地では1日タクシーの運転手さんを
貸し切りしても2000-3000円ほどで有り
こちらも日本の1/5~1/10だなとは思った

バイクが多い(増えだした)
当時2008年頃の現地ではあったが
今はより一層栄えているのだろう

日本の高度成長期はこうだったのだろうか、というくらいに活気があり若い人が多かった

インドネシアは
平均寿命が日本よりずっと低いらしい

そういう国があるだろうということは
うっすらとは考えてもいたが
あまり実際に現実に考えたことはなかったので聞くと驚いた

魚料理が盛んだが
火の通りとかは不安の残る所も有り
実際海などはだいぶ汚れており
汚染もおそらく相当あったのだろう

日本のように公害があってもすぐに技術の隆盛と社会運動で瞬く間に解決されてるのとは異なり
インドネシアは国の力が強く
汚職も多く
そこまで公害解決は進んでいないのではなかろうかと当時魚を食しつつ
口には出さなかったが
失礼ながらもそう思った

インドネシアは日本とは友好の歴史もある
戦争では日本は東洋において
英雄的面もあったのは
事実なのだろう

悪い結果になったとはいえ
日本に友好的な態度でいてくださることはこちらとしては
ありがたい限りだ

映画館のある繁華街に
日本の地名である「ナゴヤ」と
つける辺り
親近感を覚える

映画や音楽、ファッションや
クラブで踊る文化など
若者向けの娯楽が広まりつつある
右肩上がりだったかの国は
今はどうなっているのだろうか

ジャッキーチェンや
ジェットリーの登場するその映画を
ともに見た女性社員の彼女は4回も見たと言っていた

それは異常だなとも思ったが、
若い人が娯楽を求める、
その勢いで文化が栄えるのは確かなのだろうと感じた

人々は穏やかで優しく
また人なつっこく紳士的でもあった

ある午後に部長さんのお宅にランチに呼んで頂いた
室内には池があり
鯉が泳いでいて驚いた

友人いわく
娯楽はあっても、結局皆とこうして
集まり、時間の流れをゆるやかに
感じながら語るのが好きなのだ
と言っていた

岩手にも通じる時間の緩やかさ
人生の異なり
緩やかさからくる
穏やかさ
そうしたものを改めて考えさせられた

何かのきっかけでまた
訪れたり住んだりした国や地域の映画を

見ては思い出したり
感じ入ったりしたいとは
常々思っている

まだコロナは明けていないけれど
そして家庭は築かれ
年も重ねてしまったけれど

虎視眈々と笑
旅行の機会だけは窺って参りたいものだ

2008年鑑賞40本中
15位

転職狭間のため
時間的
気持ち的猶予があったのだろう

外資系某生保だけは
転職をお薦めしないが
私にとっては
そこでの営業経験や
ダメ元での損保(車)見積もりが

結果今の家庭に繋がることを踏まえれば
結局は無駄ではなかったとも言えるので

仕事としては❌❌❌
人生としては⭕⭕⭕

な結果になったことだけは
一応事実として捉えております

人生にきっと
無駄なんかない

リーマンショックの起きた時代で
結果的に私がその世界でサバイバルする事が出来ず(不況故)
そこだけは逆に感謝してる
corouigle

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