正直開始10分くらいでオチわかります笑…ヤレヤレ(´-`)
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「はいはい、またこの手の精神系のヤツね…ヤレヤレ(´-`)」
と思って観みます笑
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伏線もまああからさまで、正直うまいとは思えません笑…ヤレヤレ(´-`)
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「雰囲気は充分だけど、ここまであからさまだと白けますなぁ…ヤレヤレ(´-`)」
と鼻で笑います笑
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完全に手のひらで転がされてた…ヤラレタ(;゚Д゚)
そう、本作はいわゆる「見え透いたオチ」の部分は全く本質では無いタイプの映画なんですよね。
寧ろ、映画がネタを割ってからが本番。
というか、別にオチがわかった所であまり本作の面白さや歪さには影響しない。
話の視点が子供から母親へ反転することで、前半の説明的で不格好な演出もちゃんと意味を持って反転して見えて来る。
「子供視点」から観ていた、という所が重要だったんですね…
周りから見れば一目で異常だと解るのに、彼自身はそれが普通だと信じているという…
やられました。
「この手のオチのホラー映画」に新しいツイストが加えられましたね!
しかも、捻りがあるだけじゃなくて、お話自体にも重みがある。
町山智浩さんが、たまむすびにて、
「本当に怖いホラーは、現実と地続きの問題を捉えている」と仰ってましたが、
確かに、本作と同じ内容をハートフルな家族映画で観るより数十倍心に刺さるし、考えさせられました。
子供の純粋さゆえの取り返せない過ち。
子供にとって、親は何をもって「親」たりえるのか…?
自分が同じ状況になったらどうする…?
お母さんの対応にも問題あるよなあ…でもお母さんだって辛いんだよ人間なんだから…
邦題の
「グッドナイトマミー」
めちゃくちゃ良いタイトル。