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ブラック・ハッカーのRのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・ハッカー(2014年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

自宅で。

2014年のスペイン/アメリカの作品。

監督は「シンクロナイズドモンスター」のナチョ・ビガロンド。

あらすじ

人気女優ジル(サーシャ・グレイ「ザ ・スクリブラー」)のファンサイトを運営している青年ニック(イライジャ・ウッド「プライス 戦慄の報酬」)はジル主演の新作映画のキャンペーンでジルと会食するチャンスを手に入れる。同日ホテルの一室で会食を待つニックに突然コードと呼ばれる謎の男から電話がかかってくる。コードの指示に従ううちに徐々にその魔の手がジルに及んでいることを知ったニックは姿の見えない敵と戦う決意をするのだが…。

イライジャ・ウッド主演のスリラー、前に一度途中まで観ているんだけど、配信終了までに見終わらなくて断念したんだけど、また配信されていたのでまぁ観るかと鑑賞。

お話はあらすじの通り、POV主観の内容なんだけど、今作の特徴としてニックのパソコンのデスクトップ画面でほぼほぼお話が展開される、この手の手法でやはりまず思い出すのは「search/サーチ」シリーズだろうなぁ。まぁ、今作の方が先だから発想としてはまずこのアイデア一発が新しいと言える。

謎の男コードの指示に従ううちに新作映画(劇中映像が冒頭に出てくるんだけど、めっちゃクソ映画臭がする笑)の記者会見に出ている主演女優のジルを別角度で映したカメラを盗撮したり、ジルと不倫している男との密会を覗いて見つかりそうになって、ホテル内をスリリングに脱出したり、ジルを拉致ったコードを追ってパトカーに追われながらこの手のPOVにしてはなかなか規模も迫力もあるカーチェイスを繰り広げたりとまぁデスクトップ画面上ではちゃめちゃやりおるww

ただ、結局のところ、このコードという男の目的がイマイチよくわかんないというか、結局ヤリモクというかジルにエロいことしたい&させたい感じが否めない三下野郎で、この手の黒幕で声だけでの登場だと同じイライジャ主演の「グランドピアノ」みたいに後半本人登場で意外なキャストみたいなのを期待するも「え?お前誰なん?」みたいな俳優さんだったのもがっかり。

あと、終盤のどんでん返しが大体読めちゃうかなぁ。その上でのオチがなんか現実感飛び越えてSFになっちゃってるなぁ笑

ただ、ただね!このゲスいコードのおかげでジル演じるサーシャ・グレイのおっぱいが拝めるんですよ!本作は!!しかも、このサーシャ・グレイという女優さん、元々はポルノ女優だったらしく脱ぎっぷりもわかってる感じで、なおかつ見事なナイスおっぱい!

もう、これだけで観てよかった…と男なら思うはず!!

という感じで「search」シリーズほど面白さはないもののサーシャのおっぱいもあり、ほどほどに楽しめはする作品です。個人的には同じような「グランドピアノ」の方がおすすめです。
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