コマミー

ボス・ベイビーのコマミーのレビュー・感想・評価

ボス・ベイビー(2017年製作の映画)
3.6
[心からの自立の物語]

デジタル配信がスタートしたので、レビューを。Instagram、Facebookでは既にレビュー済み。

日本でドリームワークス アニメーションの作品が劇場公開されたのは、久々であろう。「マダガスカル」シリーズの監督の新作という事なので、期待はしていた。

この作品は、簡単に言えば「一人の少年の精神的な成長」を描いている。親にベッタリの甘えん坊が、ある日ボス・ベイビーがやってきて、何もかも変わるような気分になる。
自分は兄弟はいないが、もし弟や妹が出来て、何もかも持ってかれたら、こんな気分になるのだろう。そんな子供たちの「兄弟が出来た時の心境」を分かりやすく描いたのが、この作品だ。

普通に楽しめたし、吹き替えで観たが、ムロツヨシの吹き替えがなかなか良かった。子供の心もそうだが、大人の心にも絶対に残る作品だと思う。「未来のミライ」にも似ているところもあるだろう。

まぁ、要するに在り来たりだが、そんな子供たちの「弟、妹が出来た時の率直な気持ち」をどの世代にも分かりやすく、尚且つキュートに描いた作品でした。

そして、貴方にも、ボスがやって来るかも…。

あなたを変えるために…。
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