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誰でもない女のhinokeirouのレビュー・感想・評価

誰でもない女(2012年製作の映画)
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なんだか切ない気分になった。
ママも夫も娘も、これからどのように暮らしていけば良いのだろう。どんな感情で、何を思うのだろう。
真実が明るみに出たことで、平和な家庭が壊れ4人に不幸が訪れたけれど、昔に殺された不幸な人の無念は少しは晴らされたか。どうすることが良かったのか複雑である。
ただ真実を掘り当てたあの弁護士サマは、なぜ夫ではなく娘にあのテープを託したのだろうか。その女好きが事態の悪化を招いた気がした。だいたい無駄に洒落てんだよな。
戦争、家族、平和、スパイ、外国等、いろいろなことを思った。良い映画だった。
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