2012年にニューヨークを襲ったハリケーンの被災者たちを救おうと、大物ミュージシャンたちが行ったチャリティコンサートの舞台裏を描いたドキュメンタリー。
こんなコンサートがあったこと自体知らなかったので、すごすぎるメンツに圧倒。ストーンズの皆さんて、この時すでにかなりのお年だったはずなのに超元気。いまみんないくつなんだろ。大物バンドのボーカルで世界一名前が思い出せない(失礼!笑)フーのロジャー・ダラトリーはあのお年ですごい肉体。
コロナ禍の今となっては、コンサートが開けるだけでいいなぁと思いました。協力した俳優陣も豪華でびっくり。
しかし、企画した人の一人があのワインスタインだということが冒頭で分かった時点で胡散臭さを感じてしまい、登場するたびに「アリシア・キーズもセクハラされたのかなぁ」とか想像してしまって、いちいち興醒めするという悲劇。つくづくこの人罪深い。
あと、集まったお金は50億円くらいだったそうだけど、昨日亡くなった英国のトム・ムーアさん100歳が一人で集めたお金もそのくらいだったから、トムさんてホントにすごかったんだと、そちらの方が感動しちゃった。