ちょっとバカにされてんのかなとすら思うくらいのクドさでした。キャッチコピーのその自信もよくわからないんですけど。
伏線の張り方と種明かしと色々含めて、逆にわかりやすくみせて騙す的なやり方が癪にさわる。
ステレオから流れてくる昭和歌謡がそのシーンに乗せすぎててめちゃくちゃチープ感でてた。音楽はわかりやすいほど効果的だけど、この映画から80年代の空気を感じることはなかった。上辺だけなぞった再現ドラマみたい。リアリティはない。
たっくん（松田翔太）とマユ（前田敦子）のイニシエーションラブとかもまじめに一ミリの興味も湧かなかった。トリックを散りばめる為のコマでしかなかったし。
「逆にいい」みたいなとこ狙ってきてんなっていうあざとさが合わなかった。
