“太陽”と“水”がすごく印象に残る映画でした。
とりわけ、陽の光や月光を用いた光のコントラストが美しい。
どのシーンもが写真集の1ページの様に綺麗で、主人公の少女も本当に美しい。
映像美的なところを求めた結果、ストーリーに対して映像が間延びしてしまった感はあるけど、90分の中で辛くなる時間はなかった。
そして圧巻の結末。
不学な僕はラスト5分まで、「無声の割りにはストーリーは追えるけど、一体何が言いたいんだろう?」なんて考えて観ていたら、、、
観ても解らなかった人は『草原の実験』でwikipedia調べてみるといいと思います。
ちなみにこの草原の実験というタイトルも、(原題はロシア語なのでわかりませんが)なかなか的を射たいい邦題を付けたなと個人的には思います。
将来、僕がカフェかバーを始めたら壁に写したい映画ナンバーワン。