Q.二車線の中央を35km/hで走行するとどうなる
A.バニーマンに追突される
広告のバニーマンのモノクロシルエットがとても印象的なスラッシャー映画。チェンソー×奇天烈殺人鬼といえばお約束ではあるものの嫌いな人はいないはず。
内容はといえば自動車学校で教わる、"円滑な交通"の重要性を殺戮劇を通して教えてくれるものであった。作品の半分は安全運転と呼ぶにはあまりにもスローリーなドライブのごたごたに費やされており、法定速度前後での運転を心がけようと啓蒙される。遅滞運転はエンストや事故死、殺人鬼を呼び起こすのだ。
スピードを重要視しない者にはしっぺ返しを。
その原則は主人公達にはバニーマンとして、視聴者達には90分の浪費として現れる。いかに速度が大切なものか、この映画を通じて再確認しよう。