2021/05/25
酒に煙草にギャンブル…
常に金欠で、人嫌いで、口汚い偏屈じじいのヴィンセントと、
その隣に引っ越してきた少年オリヴァーとの物語。
紐解いてみれば、本当はこんな人で～という
感動の押し売りみたいな話はあまり好きではないのだけど、これは最後まですんなり観られたのは描き方が良かったからかな。
「俺の何を知っている」という問いに対して、
オリヴァーと、その母親の答えが違っていたのが印象的だった。
あそこで「あなたは悲しい人だ」と言えるオリヴァーが凄い。
自分だったらもう見切りをつけて距離を取っているなあ…と思うと、物事の本質を捉える難しさを改めて感じた。
ビル・マーレイの演技と
ふわふわの猫がひたすら良かった。
